にじみ、ぼかし、水しみのテクスチュアの活用法

紅葉

機械の魚を描く時、鉄のさびた質感は朽ちた感じを

透明水彩の水しみやにじみで表現すると、しっくり来るという事は

以前こちらのブログでも描きました。

 

しかしそればかりではなく、植物などを描いても

『水しみ』などを上手く使う事で、非常に上手く質感を表現することが出来ます。

 

なぜでしょう。

 

私は、植物の構成する要素の中で、水の占める割合が

大きいからだと思っています。

植物が枯れて行く中で、水分がなくなって行く様子は

いわば絵の具が紙の上でかわいて行く過程そのものではないかと。

 

さびた質感を表現する事も、同じ事が言えます。

水がかわいて行く過程で偶然に生み出される形が

水彩画での水しみなのですね。

 

これは、不透明な(ガッシュや油絵の具など)絵の具で

精密に描写した絵とは違った、特別の味わいを持っています。

実際にリアルに描いた訳ではないけれど、それっぽく見えるという

ユニークな現象を引き起こします。

 

たらし込みで生まれる、このテイストを上手く使うことで

様々なモチーフを独特の美しいテイストで描く事が可能になります。

 

kikaigyobana

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